川越市斎場

川越市斎場の特徴

運営：川越市が運営する公営の斎場

川越市斎場は、埼玉県川越市が運営する公営の斎場です。
火葬場が併設されており、30席の式場が二つあります。

すぐ近くに、同じく川越市が運営する公営の斎場「川越市民聖苑やすらぎのさと」が併設されており、大規模な葬儀を執り行う方はそちらを利用すると良いでしょう。

立地：伝統を重んじた周囲の景観と調和する施設

外観は、周辺環境と調和する落ち着いた色調で、屋根は小江戸川越にふさわしい「いぶし瓦葺き」です。
待合室や待合ロビーからは田園の風景や庭園などを眺めることができ、心安らかに過ごせるような空間になっています。
さらに、建物の高さを抑え、庭園や周囲を緑化することで周りの景観を損なわないように配慮した造りです。

対応葬儀：小規模な葬儀にぴったりの斎場

火葬場があるため、一日葬、家族葬、一般葬、火葬式など幅広い葬儀に対応できます。
宗教宗派も問いません。

ただし、式場は30席と手狭なため大規模な葬儀を執り行うのは難しいです。
家族や近しい人たちで行う家族葬など小規模な葬儀には最適な式場です。

祭壇は式場に備え付けのものを利用し、祭壇の上に遺影の周りを飾る額花以外の花は飾ることができません。

大規模な葬儀を執り行う際や花祭壇を希望する場合は、すぐ近くにある「川越市民聖苑やすらぎのさと」を利用すると良いでしょう。
川越市民聖苑やすらぎのさとは、川崎市斎場と同じく川崎市が運営する公営の斎場です。

施設：30席の式場２つに火葬炉12炉

30席の式場と火葬炉設備が12炉設置されています。
通夜の際のお清めが可能な控室、遺族の方が仮眠可能な遺族控室があり、遺族控室は宿泊可能です。

葬儀の個別化を図り、会葬者の動線を配慮した設計です。
「告別室」「見送りホール」「収骨室」はそれぞれ個室となっており、プライバシーが守られます。

建物は平屋建てを基本とし、待合室等を1階に配置。
車いす用トイレ、オストメイト用トイレ、身体障害者用駐車場まで完備された、バリアフリー設計です。車いすの貸出も行っています。

子ども連れの方でも安心して利用できるように、キッズルームや授乳室も新たに設置されました。

その他：ペットを弔うことのできる「小動物葬斎場」

家族の一員であるペットの葬儀も行いたいという市民からの要望が増えていることから小動物葬斎場も新設されました。
動物葬斎場は専用の出入り口や駐車場、告別室、待合室も設置されています。

まとめ

コンセプトは「心やすらかに別れの時を感じることができる斎場」「人と環境にやさしい施設」。
プライバシーに配慮し、バリアフリー設計となっています。
市民のニーズに合わせ、葬儀式場を設け、小動物用の火葬炉を設置した施設です。