お葬式の流れ ご臨終~お葬式~精進落としまで

お葬式の流れについて

大切な方が亡くなり悲しみにくれる中、ご遺族は限られた時間で多くの手続きを行い、段取りを決めなければなりません。そして、一番大切な「葬儀場選び」。故人にお別れを告げる大切な儀式です。葬儀場は、場所や価格だけで決めるのではなく参列人数や施行内容などを元に比較検討しながら決めてください。葬儀社を決めた後は状況を伝えながらお打ち合わせを重ねます。「後悔しないお見送りを」このページがその一助になれば幸いです。

ご臨終からその後の法要までの流れを参考にされてください。
※ここでは「一般葬のながれ」をご紹介します。(直送などの場合、省略する箇所があります。)

一般葬の流れ

数時間~半日

01ご臨終~搬送・安置

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ご臨終から火葬までは最短でも2日かかります。
24時間は埋葬や火葬をしてはいけないという決まりがあるためです。
混み合っている時期や都市部ではなかなか空きが見つからないことあるので、できるだけ早く手配しましょう。

親族・知人・菩提寺へ連絡

危篤状態になった時点で、会わせたい人に連絡しましょう。

ご臨終後も、親族や知人に連絡します。

菩提寺がある場合、必ず菩提寺にも連絡をすること。

死亡診断書

ご臨終後、医師に診断書を記入してもらいます。

ご遺体の検案が必要な場合は、死亡検案書です。

死亡の事実を知ってから7日以内に、死亡診断書とセットになっている死亡届けを役所に提出 。

※葬儀社が代行してくれるケースもあります。
なくさないよう大切に保管しましょう。

末期の水

ご臨終後、最初に行う儀式です。

親族が脱脂綿やガーゼ等に水を含ませ、故人の唇にあて潤します。

清拭・着替え(エンゼルケア)

ご遺体をアルコール(もしくは水)でふき、故人の身を清めます。一般的には看護師が行い、遺族が用意した服に着替えさせます。

※エンバーミングを行う場合は変わります。

※この時は基本死装束を着せる必要はありません。

死化粧(エンゼルメイク)

整髪や爪切り、薄く化粧を施します。男性の場合は髭を剃ることも。

場合によっては、含み綿(ふくみわた)をし元気だった生前の姿に近づけます。

※病院でできない場合は葬儀社へ相談

遺体安置(病院の霊安室)

病院の霊安室にご遺体を安置します。

長時間安置することはできないので、なるべく早く搬送するための手配が必要です。

ご遺体の搬送

ご遺体の搬送先を決めます。ほとんどが自宅か葬儀場です。

葬儀を取り仕切る葬儀社を選び、手配します。

ご遺体の搬送は、葬儀社が行ってくれます。

※葬儀社が決まらない場合、搬送だけを依頼することも可能です。

布団に安置

ご遺体はすぐに納棺しません。

自宅、もしくは葬儀場の安置室に寝かせます。

頭を北に向ける「北枕」。

ご遺体の状態を保つため、ドライアイスで冷やします。

枕飾り

白木の位牌、香炉や線香、燭台を用意し供養します。

故人の愛用していた茶碗にご飯を山盛りにし、
中央にを箸をたてた枕飯も準備。

ほとんどは葬儀社が手配してくれます。

枕勤め

僧侶を呼び、ご遺体のそばで「枕経」を読んでもらいます。

この時は喪服ではなく、平服でかまいません。

葬儀場を決定する時の流れ

  1. 葬儀の「形式」を決定する
  2. 葬儀場と火葬場の空き状況を確認火葬場が決まらないと葬儀を行えない
    ため必ず一緒に確認すること
  3. 僧侶の手配
  4. 訃報の連絡「故人の名前」「通夜葬儀の日程と会場」「宗教・宗派」「葬儀の喪主」を必ず伝える
一日目

02納棺

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ご遺体を棺に納める大切な儀式です。

湯灌(もしくは清拭)

故人の身体を洗い清めます。

最近では「清拭(アルコールまたは水で丁寧に拭く)」で済ませるケースも。

湯灌する場合は、専門設備が必要なため、葬儀社に専門業者の手配依頼をします。

死装束

一般的には「白の巡礼服」を着せますが、近年ではエンディングドレスとして故人の好みに合わせるケースも。

着替えは、葬儀社が行ってくれます。
この時、故人の愛用品を副葬品として一緒に納めることも可能です。

納棺

遺族の手でご遺体を棺に納めます。

その後合唱し、ふたをしめます。

二日目~三日目

03通夜

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葬儀社が葬儀場設営を行い、棺を安置します。
事前の打ち合わせを重ね、それぞれ係りを決めておきましょう。

当日スケジュール

1:当日受付

2:一同着席、僧侶入場

3:読経、焼香

4:法話

5:僧侶退場、喪主挨拶

通夜振る舞い

弔問客へ感謝の気持ちを伝えるための会食をします。

時間は1~2時間程度。

基本的に親族以外はここで退出します。

棺守り

灯明や線香の火を絶やさないよう、故人に寄り添います。

夜通し行われるので、余力がある遺族で支え合いながら行います。

※近年は夜通し行わない「半通夜」の形式が多いです。

 半通夜は、夜の10時頃までには終わります。

三日目~四日目

04葬儀・告別式

お葬式の流れ、葬儀・告別式の様子 お葬式の流れ、通夜、出棺

通夜同様、滞りなく儀式を進めるために事前に打ち合わせを行います。

葬儀・告別式

葬儀場はほとんどが通夜を引き継ぎます。

当日スケジュール

1:当日受付

2:一同着席、僧侶入場、開式

3:読経、引導

4:弔辞・弔電

5:読経、焼香

6:僧侶退場、閉式、一同退場

棺の搬出

故人と触れ合える、最後の機会です。

花を棺に納め、ご遺体を飾ります。(別れ花)

釘で石を打ち、棺のふたを閉じます。(釘打ち)

※近年は、釘打ちが省略されることも

出棺(火葬場へ)

霊柩車に乗り、火葬場へと出棺されます。

05火葬

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ご遺体を荼毘にふします。
事前に必要な書類を確認しておきましょう。

火葬

「火葬許可証」を火葬場に提出した後、荼毘に付されます。

この許可証がないと火葬はできません。

火葬後、火葬済証明印がおされ、ご遺骨を埋葬するための書類になります。

時間はだいたい40分~2時間。

収骨

炉の前にいき、遺骨を骨壷にいれる骨上げ「収骨」をします。

故人と最も縁が深い人が、「喉仏」を納めます。

06遺骨安置

お葬式の流れ、火葬 お葬式の流れ、火葬、収骨

ご遺骨を家に迎え入れ、供養を行います。
近年では、参加者の負担を考慮し、本来の日付を繰り上げて「精進落とし」まで葬儀
当日に行うケースがほとんどです。

後飾り

位牌は喪主、遺影と骨骨は遺族が持ち帰ります。

故人もしくは喪主の自宅に「後飾り祭壇(中陰飾り)」を設置。

位牌や遺骨、遺影、香炉、燭台、線香、供花などを安置し供養します。

還骨法要

遺骨になって帰ってきた故人を追悼する儀式。

僧侶の読経とともに焼香を行います。

※葬儀場で行うケースもあります。

繰り上げ初七日

本来はご逝去から7日目に行う法要ですが、
親族の都合等を配慮し、還骨法要の後に行います。

※式中初七日(操込み初七日)の場合もあります。

精進落とし

本来はご逝去から49日後の忌明けの行う法要ですが、
繰り上げ初七日同様葬儀と同日に行うケースがほとんど。

遺族と親族で会食をします。

喪主は親族・僧侶を慰労と感謝の意を込めもてなします。