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施設詳細
施設名 | 観福寺(かんぷくじ) |
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所在地 | 〒287-0033 千葉県香取市牧野1752 |
駐車場 | あり(20台) | ※山門脇と通用門近くに舗装済の無料駐車場(普通車のみ無料)あり |
送迎バス | - |
最寄り駅・お近くのバス停 | ・JR成田線「佐原駅」 ・JRバス関東「観福寺前」 ・千葉交通バス「観福寺」 |
詳細な交通アクセス | 【東京駅から】 【JR成田線佐原駅から】 【高速道路】 【バス / JR成田線佐原駅】 【レンタカー】 |
※掲載している情報は、葬儀のデスクが調査したものです。詳細・最新の情報は観福寺(かんぷくじ)へ直接お問合せくださいませ。
情報に誤りを発見された場合は、ご連絡をお願いいたします。お問合せ
宗派:真言宗豊山派の観福寺(がんぷくじ)
妙光山にある蓮華院観福寺は、真言宗豊山派の寺院です。
武士の厚い信仰を受け続けたお寺でもあり、広い敷地内に四季折々の美しい景観を持ち、映画やテレビのロケ地としても度々登場します。日本地図を完成させたさ、地元・佐原出身の伊能忠敬の遺髪と爪を納めたお墓、その遠縁にあたる国学者の楫取魚彦のお墓もあります。
歴史:武士の厚い信仰を受け続けたお寺
890年に創建され、弘法大師がこの地に布教に訪れ宿泊したことを機縁に堂宇が建立されました。
平将門が安置したとされている聖観世音菩薩(木像秘仏)が御本尊のため、鎌倉時代には武士から手厚い庇護を受けて伽藍が創られます。
平将門と同じく桓武平氏で下総の豪族、戦国大名となった千葉氏の祈祷所でもあり、代々武将たちの信仰の場でありました。江戸後期より、大師信仰の中心的なお寺として人々の信仰を集めています。
現在も残る伽藍は、江戸時代以降に再建されたものです。国の重要文化財を含む、室町時代の曼荼羅など多くの文化財指定を擁します。
観福寺は伊能家の菩提寺でもあり、伊能家からは住職も輩出されました。そして僧侶の養成所・学問所として、現在も僧侶の修行の場となっています。
文化財:インスタ映えするお寺としても有名
観福寺は香取神宮と深い関わりがあります。江戸時代までは、神仏習合の寺院が多数みられ、風土に密接した信仰がありました。
しかし明治時代に発布された神仏分離令によって、神社で御神体として祀られていた仏教ゆかりの仏様が廃仏毀釈の憂き目にあっていました。
香取神宮にも鎌倉時代より伝わる鋳造懸仏4体、銅造十一面観音坐像・銅造釈迦如来坐像・銅造薬師如来坐像・銅造地蔵菩薩坐像を擁していましたが、地元の旦那衆が買い取って観福寺に安置されました。
元寇に関する記述がみられるこの鋳造懸仏は、現在は国の重要文化財指定を受けています。拝観は事前予約が必要です。
桜・新緑・紅葉、積雪の中に佇む修行中の弘法大師像は、見るものの胸に訴えかけるものがあります。本堂の両脇に植えられている豪華絢爛な枝垂桜は、訪れる人々に大きな感動を与えます。インスタ映えするお寺としても有名です。
行事:多くの人が護摩祈祷に訪れる場所
川崎大師・西新井大師ともに、日本三大厄除弘法大師「関東の三大厄除け弘法大師」の一つであり、多くの人が護摩祈祷に訪れます。
その他
山倉山 観福寺
香取市にはもう一つの観福寺があります。関東88ケ所霊場第45番札所で、山倉様と呼ばれる「山倉山 観福寺」です。
創建は811年で天台宗の開祖・伝教大師最澄によるものであり妙光山観福寺よりも古く、弘法大師がこの寺で修行をされたと謂れています。妙光山観福寺と同じく真言宗豊山派でありますが、かつては神社(山倉大神)を管理する別当寺でした。明治時代の神仏分離令により、山倉大神に祀られていた他化自在天と子育子育観世音菩薩仏様を現本堂に御本尊としてお迎えしました。
車で7分ほどのところに、香取神社の総本山である香取神宮もあることから、観福寺周辺にも多くの神社があります。また、伊能忠敬旧宅と記念館、歴史的建造物が並ぶ小江戸佐原の街並みを探索される方も多いです。
施設特徴
・受付時間 午前9時〜午後4時30分
・車椅子の場合、境内へは通用門から入ります。
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