「明通寺」福井県小浜市 |征夷大将軍・坂上田村麻呂によって創建された寺院

  • 明通寺(みょうつうじ)

福井県小浜市 |征夷大将軍・坂上田村麻呂によって創建された寺院

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施設詳細

施設名明通寺(みょうつうじ)
所在地 〒917-0237 福井県小浜市門前5-21
駐車場 あり
送迎バス -
最寄り駅・お近くのバス停 ・JR小浜線「小浜駅」
詳細な交通アクセス

【新幹線 / 東京方面】
※博多からも行き方は同じです。
東海道新幹線→「米原」約2時間14分→(乗り換え)金沢行き特急しらさぎ「敦賀」約28分→(乗り換え)小浜線「小浜駅」約1時間5分|合計4時間21分

【京都駅から】
金沢行きサンダーバード号「敦賀」約51分→(乗り換え)小浜線「小浜駅」約1時間5分|合計1時間56分

【JR小浜線/小浜駅から】 
「小浜駅」~車で15分
「東小浜駅」下車~車で10分

【タクシー会社】
大和交通株式会社:0770(56)3333
三福タクシー株式会社:0770(52)1414

【レンタカー|約16分】
・小浜レンタカー:0770-52-5717
・株式会社マツダレンタカー小浜営業所:0770-52-3040 
・トヨタレンタリース福井小浜駅前店:0770-53-1100
※ケーズデンキが目印です。

バローの駐車場前を通過→オバマ警察署前を通過→交差点ビッグ釣具店を左折/福井・敦賀方面→湯岡橋東詰交差点直進/ひたすら直進→東市場交差点右折→明通寺駐車場の看板を左に入る。
全体の道順は、ほぼほぼ直進です。

【車】
舞鶴若狭自動車道:「小浜IC」~15分/「小浜西IC」~30分
※北陸自動車道からは「敦賀IC」~舞鶴若狭自動車道〜小浜IC|約40分

※掲載している情報は、葬儀のデスクが調査したものです。詳細・最新の情報は明通寺(みょうつうじ)へ直接お問合せくださいませ。
情報に誤りを発見された場合は、ご連絡をお願いいたします。お問合せ

宗派:真言宗御室派の明通寺(みょうつうじ)

真言宗御室派の棡山(ゆずりざん)にある明通寺は1200年以上の歴史のあるお寺です。

歴史:夷大将軍・坂上田村麻呂が創建した寺院

平安時代806年に征夷大将軍・坂上田村麻呂が蝦夷征伐で命を落とした蝦夷の人々の魂を弔うために創建したと伝えられています。
その後、消失の憂き目に遭い廃寺同様の状態が続きましたが、鎌倉時代中期にあらわれた中興の祖である頼禅(らいぜん)が武家の支援によって本堂と三重塔を復興し、今に至ります。創建が坂上田村麻呂ということもあり、鎌倉以降は武家からの手厚い庇護をうけました。

本堂の向拝などの装飾物は江戸時代に足されたものですが、和風造りの外観は鎌倉時代当時のもの。
奈良時代の寺院と比べると、すでに仏教が日本の文化風習に溶け込み、独自の文化を見せはじめていたことが見て取れます。そして杉林の中に溶け込むかのように佇む三重塔は1220年に建立され、本堂と同じく和様建築で、高さ22.15mで檜皮葺、上層にゆくに従って垂木が減らされた均等の取れたスマートな姿です。

東日本において最古の塔であり、鎌倉時代を代表する和様塔婆であります。幽谷に佇む明通寺は日本の美を感じさせてくれるお寺です。

文化財

福井県の国宝本堂と三重塔

鎌倉中期に再建された本堂と三重塔は福井県で唯一の国宝であり、御本尊の薬師如来など重要文化財指定の仏様も祀られています。
その中には西遊記の沙悟浄のモデルとなった仏様も祀られており、国内では大変珍しいものです。

市の指定文化財の山門

入母屋屋根の山門は江戸時代のもので、市の指定文化財となっています。また、高さ15mの樹齢500年のカヤの巨木が庫裏の石段脇に悠然と立っています。

薬師如来坐・降三世明王立・深沙大将立

古の時代、この地に巨大なゆずり木があり、その下で世俗から離れて暮らす老居士(在家修行者)が住んでいました。坂上田村麻呂は霊夢を受けてその老居士に会い、言われるままに天下泰平・諸人安穏のために本堂と三重塔を建立し、老居士によってゆずりの木から創られた仏像、薬師如来坐・降三世明王立・深沙大将立の三尊を安置したといわれています。
本堂には中央に御本尊の薬師如来坐像、そして脇仏に降三世明王立像と深沙大将立像が祀られています。

怒りの顔をの四方に向け、8本の手にそれぞれ武器を持つ姿の降三世明王(ごうざんぜみょうおう)は、阿閦如来、大日如来の化身であると謂れています。阿閦如来は大円鏡智(だいえんきょうち)と呼ばれる智慧を具現化した仏様で、薬師如来と同じく原罪の功徳、無病息災の御利益があります。
そして降三世明王は五大明王の一尊として東方を守る仏です。過去・現在・未来の三世にはびこる貪・瞋(じん/腹を立てる気持ち)・痴を取り除いてくれるとされています。

深沙大将(じんじゃだいしょう)

深沙大将(じんじゃだいしょう)は玄奘三蔵(602~664年)が天竺への道中、砂漠を渡った時に守護したと謂れている仏様です。胸の髑髏飾りは、玄奘三蔵が7回生まれ変わったその時々の頭蓋骨であるともいわれており、砂漠で生き絶えかけた三蔵法師に水を与えて助けたとされています。そこから旅人の守護神にもなりました。

行事:だるまに入ったユニークなおみくじ

明通寺のおみくじは独特で、だるまの中に入っています。このだるまは様々な表情を持ち、持ち帰る人も多くいます。お寺に置いていく人は、参道の柵の中や灯篭の中に入れているようです。
中身のおみくじは、朱塗りの結びの塔に結ぶことができます。

施設特徴

拝観料:大人500円 小学生 250円 学生 460円
障害者 半額
※20名以上から団体割引あり/障害者手帳掲示。
年中無休午前9時〜午後5時(12月~2月は16:30まで)

・本堂内で10分ほどの案内付です。
・20名以上の団体の場合は事前連絡が必要です。
・若狭おばま観光協会:0770-52-2082

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