葬儀社とは?サービス内容・種類・選び方をわかりやすく解説

投稿:2025-03-12
葬儀社とは?サービス内容・種類・選び方をわかりやすく解説

故人との最期のお別れを執り行う、葬儀の際に欠かせない存在が葬儀社です。葬儀社はただ単に葬儀を執り行うだけの業者ではありません。

葬儀社がどのような役割を果たしているのか、提供されるサービス内容、種類、そして信頼できる葬儀社の選び方まで、わかりやすく解説します。

葬儀社とは何か?

葬儀社とは何か?

葬儀社とは、ご遺体の管理から葬儀の企画・運営、そして葬儀後の諸手続きまで、葬儀に関するあらゆる業務を担う専門業者のことを指します。

葬儀社の主な役割は、遺族の方々の悲しみに寄り添いながら、故人を尊厳をもって送りだすためのサポートを行うことです。

葬儀社の主な役割
・ご遺体の搬送と管理
・葬儀の企画と運営
・必要な物品の手配(祭壇、位牌、遺影など)
・各種手続きのサポート(死亡届の提出など)
・参列者への対応
・葬儀後のフォローアップ

葬儀社は遺族の方々の負担を軽減し、故人を適切に送りだすための環境を整えます。また、宗教や文化に基づいた適切な儀式の執行をサポートすることで、故人の尊厳を守り、遺族や参列者の心の整理を助ける重要な役割も果たしています。

葬儀社と葬儀場の違いとは?

葬儀社と葬儀場の違いとは?

葬儀社と葬儀場は、どちらも葬儀に関わる重要な要素ですが、役割や機能には明確な違いがあります。

葬儀社は、先述の通り葬儀全般のサービスを提供する事業者です。一方、葬儀場は葬儀を執り行う物理的な場所を指します。

つまり、葬儀社はサービスの提供者であり、葬儀場はそのサービスが提供される場所という関係にあります。

 葬儀社葬儀場
業務内容葬儀の企画・運営、ご遺体の管理、各種手配、手続きのサポートなど、葬儀に関する総合的なサービスを提供。葬儀を執り行うための施設を提供。通夜や告別式を行う式場、ご遺体を安置する部屋、参列者の控室などが含まれる。
顧客との関係遺族と直接やり取りを行い、葬儀の詳細を決定し、進行をサポート。主に葬儀社を通じて利用されることが多く、遺族と直接やり取りすることは比較的少ない。
サービスの範囲

葬儀前の準備から葬儀後のフォローアップまで、幅広いサービスを提供。

主に葬儀当日の場所の提供に限定。

保有設備自社で葬儀場を保有している場合もありますが、必ずしも全ての葬儀社が自前の葬儀場を持っているわけではない。葬儀場:葬儀を執り行うための専用の設備や空間を保有。

このように、葬儀社と葬儀場は密接に関連しながらも、異なる役割を果たしています。

葬儀社を選ぶ際には、その葬儀社がどのような葬儀場と提携しているか、または自社の葬儀場を持っているかなども、選択基準のひとつとなるでしょう。

葬儀社が提供するサービス内容

葬儀社が提供するサービス内容

葬儀社は、葬儀に関する幅広いサービスを提供しています。葬儀社の主要なサービス内容について詳しくご紹介します。

葬儀の企画・運営

葬儀の企画・運営は、葬儀社の中核的なサービスです。具体的なサービス内容をご紹介します。

葬儀の形式や規模の提案遺族の希望や故人の遺志、予算などを考慮し、最適な葬儀の形式や規模を提案。一般的な形式から、近年増加している家族葬や直葬まで、幅広い選択肢を提示する。
葬儀会場の手配自社の葬儀場を利用する場合や、外部の葬儀場を手配する場合がある。遺族の希望や参列者の人数などを考慮して、適切な会場を選定する。
祭壇や供花の手配故人や遺族の希望に沿った祭壇のデザインを提案し、必要な供花を手配。宗教や宗派に応じた適切な祭壇の設営も行う。
遺影や位牌の準備故人の遺影を適切にサイズ調整し、額装する。また、位牌の準備も行う。
通夜・告別式の進行儀式の進行をサポートし、滞りなく式を執り行えるようにする。司会進行や受付の設置なども行う。
参列者への対応参列者の案内や接遇、香典の受け取りなどを行う。
飲食の手配通夜振る舞いや精進落としなどの飲食の手配を行う。
返礼品の準備香典返しなどの返礼品の選定や準備を行う。

これらのサービスを通じて、葬儀社は遺族の負担を軽減し、故人を適切に送りだすための環境を整えます。

遺品整理サービス

近年、葬儀社が提供するサービスの中で、遺品整理サービスの需要が高まっています。葬儀社の遺品整理サービスの内容をご紹介します。

遺品の仕分け遺品を「保管するもの」「処分するもの」「寄付するもの」などに任意の分類に仕分ける。遺族の意向を尊重しながら、専門的な知識を活かして適切な仕分けを行う。
貴重品の探索預金通帳や有価証券、貴金属などの貴重品を探索し、適切に管理。
家財道具の処分不要となった家財道具の処分を代行。リサイクルが可能なものは適切に処理し、環境に配慮した対応を行う。
思い出の品の整理写真やアルバム、手紙など、思い出の品を丁寧に整理し、遺族に引き継ぐ。
住居の清掃遺品整理後の住居の清掃を行い、次の利用者のために適切な状態に整える。
書類や重要書類の整理故人の生前の書類や重要書類を整理し、必要なものを遺族に引き継ぐ。

葬儀社の遺品整理サービスは、遺族の精神的・肉体的負担を軽減するだけでなく、故人の尊厳を守りながら遺品を適切に処理できます。

その他の関連サービス

葬儀社は、葬儀の企画・運営や遺品整理以外にも、さまざまな関連サービスを提供しています。その他の関連サービスの一例をご紹介します。

葬儀後の手続きサポート・年金や保険の手続き支援
・相続に関する基本的なアドバイス
法要の手配・四十九日法要や一周忌法要などの手配
・法要に必要な供物や供花の準備
墓地・納骨堂の紹介・地域の墓地や納骨堂の情報提供
・墓地の購入や管理に関するアドバイス
グリーフケア・遺族の心のケアをサポートするカウンセリングサービス
・グリーフケアに関する情報提供
ペットの葬儀サービス・ペットの葬儀や火葬の手配
・ペット用の墓地や納骨堂の紹介
生前準備サポート・定期的な供養サービスの提供
・墓石のクリーニングや管理サービス

葬儀社はさまざまなサービスを通じて、単に葬儀を執り行うだけでなく、故人と遺族の長期的なサポートを行っています。

つまり葬儀社とは、遺族の方々が安心して故人を見送り、その後の生活を送れるよう、総合的なサポートを提供している業者といえるでしょう。

葬儀社の種類

葬儀社の種類

葬儀社にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。主な葬儀社の種類とその特徴について解説します。

葬儀専門業者

葬儀専門業者は、葬儀に特化したサービスを提供する事業者です。葬儀専門業者の特徴をご紹介します。

専門性が高い葬儀に関する深い知識と経験を持ち、高品質なサービスを提供できる。
サービスの多様性さまざまな葬儀の形式や宗教・宗派に対応できる柔軟性がある。
地域密着型地域の習慣や文化に精通しており、地域に根ざしたサービスを提供できる。
価格帯小規模な業者から大手までさまざまな規模の業者がある。さらに、提供するサービスも多様なため、価格帯も幅広い。
対応の迅速さ24時間365日の対応が可能な業者が多く、急な葬儀にも対応できる。

葬儀専門業者は、葬儀に関する総合的なサービスを提供できる点が大きな強みです。しかし、業者によってサービスの質や価格に差があるため、選択する際は慎重に比較検討しましょう。

互助会

互助会は、会員制の葬儀サービス提供者です。互助会の特徴をご紹介します。

前払い制生前から少額ずつ積み立てを行い、将来の葬儀費用に充てる仕組みになっている。
割引がある会員には葬儀費用の割引や付加サービスが提供されることが多い。
経済的な負担を軽減生前から積み立てるため、突然の出費を心配せずに済む。そのため、経済的な負担を軽くできる。
サービスの範囲葬儀だけでなく、結婚式や旅行などのサービスも提供している場合もある。
プランの自由度が低い斎場や葬儀プランは、指定の中から選ばなければならないケースも多いため、プランの自由度は低くなりやすい。
契約の継続性長期的な契約となるため、途中解約時に不利益が生じる可能性がある。

互助会は、計画的に葬儀の準備をしたい方や、突然の出費を避けたい方に適しています。ただし、契約内容や解約条件をよく確認する必要があります。

協同組合

協同組合が運営する葬儀サービスの特徴をご紹介します。

組合員向けサービス主に組合員とその家族を対象としたサービスを提供する。そのため、非会員のサービス利用には制限がある。
地域密着型地域の習慣や文化に精通しており、地域に根ざしたサービスを提供。
価格の透明性非営利組織であるため、比較的透明性の高い価格設定になっている。
サービスの範囲葬儀以外にも、生活全般に関わるサービスを提供していることが多い。
信頼性長年地域に根ざした活動をしているため、地域住民からの信頼が厚く、信頼できる。
融通性大手の葬儀社に比べて、個別のニーズに柔軟に対応できる場合がある。

協同組合の葬儀サービスは、地域に密着した安心感のあるサービスを求める方に適しています。ただし、非組合員の利用には制限がある場合もあるため、事前に確認が必要です。

葬儀仲介サービス業者

葬儀仲介サービス業者は、遺族と葬儀社をつなぐ役割を果たす新しいタイプの事業者です。葬儀仲介サービス業者の特徴をご紹介します。

比較検討が容易複数の葬儀社の情報を一度に比較検討できる。
価格の透明性各葬儀社の価格を明確に提示するため、価格の透明性が高い。
中立的な立場特定の葬儀社に偏らない中立的な立場で情報を提供している。
オンラインで完結多くの場合、窓口へ足を運ぶ必要がなく、インターネットを通じてサービスを提供するため、時間や場所の制約が少ない。
費用削減競争原理が働くため、葬儀費用の削減につながる可能性がある。
葬儀に関する情報提供葬儀に関する一般的な情報や知識も提供していることが多い。

葬儀仲介サービス業者は、複数の選択肢から最適な葬儀社を選びたい方や、葬儀費用を抑えたい方に適しています。ただし、実際のサービス提供は提携している葬儀社が行うため、品質にばらつきがある可能性もあります。

信頼できる葬儀社の選び方

信頼できる葬儀社の選び方

信頼できる葬儀社を選ぶことは、故人を適切に送り出し、遺族の心の負担を軽減するために重要です。信頼できる葬儀社を選ぶ際のポイントを詳しく解説します。

料金プランの透明性

葬儀の費用は葬儀社によって大きく異なります。信頼できる葬儀社を選ぶうえで、料金プランの透明性は非常に重要な要素となります。

料金プランの透明性を確認するポイントについてご紹介します。

項目平均相場内容説明
葬儀一式費用約84万円施設の使用料、祭壇の装飾費、遺体搬送費、火葬料、棺・骨壺、ドライアイス費用、遺影写真作成費、会葬礼状作成費、供花・供物費、スタッフ人件費、返礼品など。規模や設備、人数、地域によって変動する。
飲食費約20万円参列者に提供する飲食物の費用。通夜や葬儀後の会食で提供される食事や飲み物の費用が含まれる。規模や設備、人数、地域によって変動する。
お布施・寺院費用約26万円僧侶や司祭への謝礼、お経や読経の費用。宗教者へのお礼として渡される金額で、宗派や地域によって相場が異なる。
総額約130万 

料金プランの透明性が高い葬儀社は、遺族との信頼関係を大切にしている業者です。不明な点があれば、遠慮なく質問し、納得できるまで説明を求めましょう。

誠実に対応してくれる葬儀社ならば、信頼度は高いと言えるでしょう。

対応可能な葬儀スタイル

葬儀にはさまざまな形式があり、葬儀社ごとに対応できるスタイルが異なります。

一般葬や家族葬は、基本的にどの葬儀社も対応していますが、もしも特徴的な葬儀を希望の場合は、対応しているかを必ず確認してください。

一般的な葬儀社で対応している形式

一部の葬儀社で対応している形式

・一般葬
・家族葬
・無宗教葬

・直葬
・宗教・宗派別の葬儀
・生前葬教
・社葬
・エコ葬、樹木葬
・オンライン葬儀

対応可能な葬儀スタイルが多様な葬儀社は、遺族のニーズに柔軟に対応できる可能性が高いです。また、葬儀社がどのようなスタイルを得意としているかを知ることで、葬儀社の特徴や方針を理解することもできるでしょう。

スタッフの対応力

葬儀社のスタッフの対応力は、葬儀の質を大きく左右する重要な要素です。親身になって相談に乗ってくれるか、遺族の意向を尊重してくれるかなどきちんと確認しましょう。

スタッフの対応力を確認する指標としては、一方的な説明ではなく、対話を重視しているかどうかを見るとよいでしょう。機械的な対応ではなく、しっかり対話してくれるスタッフならば、遺族の心情を理解し、適切な言葉かけや態度で接してくれるので安心して葬儀をお任せできます。

また、在籍スタッフの中に、きちんと葬儀に関する専門的な知識を持ち、遺族の質問に適切に答えられる人がいるかも確認してください。葬儀に関する資格を保有していたり、業界での勤続年数が長いスタッフは、常に適切な対応をしてくれるので、後悔しにくい葬儀を執り行えます。

実績・口コミ・サポート体制

葬儀社の対応力や信頼性を判断するには、実績や口コミ、サポート体制をチェックすることが有効です。

実績・口コミ・サポート体制に関しては、基本的に葬儀社のホームページから確認できます。ホームページを見る際のチェックポイントをご紹介します。

会社の歴史と実績創業年数長年の実績がある葬儀社は、安定したサービスを提供できる可能性が高い。
年間施行件数多くの葬儀を手がけている葬儀社は、豊富な経験を持っているので、信頼度が高い。
受賞歴や認定業界での評価を示す受賞歴や認定があるかを確認するとよい。
サポート体制24時間対応急な事態にも対応できる24時間体制があるかを確認すると、万が一のときに安心できる。
相談窓口の充実専門のカウンセラーや相談員がいるかを確認。
アフターフォロー葬儀後のサポート体制があるかを確認しておくと、法事や納骨の際に安心。
情報公開の姿勢ウェブサイトの充実度詳細な情報が公開されているかを確認。
パンフレットや資料の質わかりやすい説明資料が用意されているか、内容に不明点がないか確認すること。
見学会や説明会の実施定期的に見学会や説明会を開催している葬儀社ならば、生前から準備がしやすい。
業界団体への加盟全日本葬祭業協同組合連合会などの業界団体に加盟しているかを確認。

口コミや評判に関しては、ホームページの「お客さまの声」ではなく、レビューサイトやマップアプリなど、ユーザーが自由に投稿できるサイトで確認してください。

単に低評価・高評価だけでなく、具体的な内容を確認することで、より適切な葬儀社を選ぶことができます。

また、知人や親族の体験談を参考にすることもおすすめです。実際に利用した人の声は、インターネット上の口コミよりも大いに参考になります。

葬儀社選びで失敗しないためのポイント

葬儀社選びで失敗しないためのポイント

葬儀社を選ぶ際には、慎重な検討が必要です。どのような基準で選ぶと後悔しにくいのか、葬儀社選びで失敗しないためのポイントを詳しく解説します。

複数の葬儀社から見積もりを取る

複数の葬儀社から見積もりを取ることで、サービス内容や費用を比較検討しやすくなります。見積もりを取る際の注意点を解説します。

無料見積もり実施の有無ほとんどの葬儀社では無料で提供しているが、中には見積もり作成が有料の場合もあるため、事前に確認しておくこと。
同じ条件で依頼する各葬儀社に対して、同じ条件で見積もりを依頼することが重要。例えば、葬儀の形式(一般葬、家族葬など)、参列者の人数、希望するオプションサービスなどを統一して伝えることで、正確な比較が可能になる。
詳細な内訳を確認する見積書には、基本料金、オプション料金、追加料金などが明確に記載されているかを確認すること。項目ごとに金額が分かれているかどうかがポイントとなる。
費用以外の要素も考慮する費用だけでなく、対応可能なサービス内容やスタッフの対応力なども比較対象に含める。安価な見積もりでもサービス内容が不十分であれば、結果的に満足できない可能性がある。
追加料金の発生条件見積書には記載されていない追加料金が発生する可能性があるため、発生条件についても事前に確認しておく。とくに夜間対応や遠距離搬送などは追加料金が発生しやすい項目のため要確認。

見積もりを取る際は、オンライン見積もりサービスを活用することをおすすめします。インターネット上で複数の葬儀社から一括で見積もりを取れるため、効率的に見積もりを比較できます。

費用や条件について交渉する際にも役立つ情報となるので、ぜひ活用してみてください。

見積書の内容を細かく確認する

見積書は葬儀社選びの重要な判断材料です。内容を細かく確認し、不明点や不安点があれば必ず質問しましょう。

見積書の確認するべきポイント
基本料金に含まれる項目基本料金にはどのようなサービスや物品が含まれているかを確認する。
オプション料金の詳細オプションとして提供されるサービスにはどれくらいの費用がかかるか、詳細を確認する。例えば、供花や返礼品などはオプション扱いになることが多い。
追加料金の条件追加料金が発生する可能性がある項目について、条件と金額を確認する。
キャンセル料について急な変更にも対応できるよう、契約後にキャンセルした場合の料金について明記されているか確認する。
総額表示の有無見積書には総額表示の有無は必ず確認する。一部だけ記載されていて後から追加請求されるケースもあるため注意が必要。

なお、見積書に不明点や疑問点があれば、その場で質問し納得できるまで説明を求めましょう。曖昧な回答しか得られない場合は慎重になるべきです。

見積書の内容を細かく確認することで、不意なトラブルや予想外の費用発生を防ぐことができます。また、信頼できる葬儀社であるかどうかを判断する材料にもなるので、必ず細かな部分までしっかり目を通してください。

葬儀社の施設を見学する

実際に葬儀社の施設を見学することで、設備や雰囲気、スタッフの対応力などを直接確認できます。

施設を見学する際は、以下のポイントをよく見てください。

  • 葬儀場の雰囲気
  • 安置室の状態
  • 控室や待合室
  • 駐車場とアクセス
  • 設備全体の状態
  • スタッフの対応
  • パンフレットや資料提供の有無

葬儀の規模やスタイルによって、求める条件が変わります。あらかじめ見学することで、問題なく葬儀を遂行できる葬儀社かどうかを判断しやすくなります。

生前から準備を行う際はぜひ、ホームページやパンフレットだけでなく、実際に目で見て確認してみてください。

専門家に相談する

葬儀社選びについて迷った場合には、専門家や相談窓口へ相談すると客観的なアドバイスを受けられます。

おすすめの相談窓口をいくつかご紹介します。

行政機関地域によっては市役所など行政機関で葬儀関連情報を提供している場合がある。公的機関であるため、中立的な立場からアドバイスを受けられる。
業界団体全日本冠婚葬祭互助協会など、業界団体へ問い合わせれば信頼できる業者リストなど情報提供してくれることがある。
エンディングプランナーエンディングプランナー(葬儀関連専門資格保持者)ならば、具体的かつ個別事情を考慮したアドバイスを受けられる。
仲介サービス業者仲介サービス業者のオンライン窓口ならば、いつでもどこでも相談が可能。電話だけでなくチャットやメールでも相談できるので、場所や時間を選ばない。

まとめ

葬儀社は、故人を尊厳をもって送りだすために必要不可欠な存在です。葬儀社の役割は多岐にわたり、遺族が安心して葬儀を執り行えるよう、さまざまな形でサポートを提供しています。

葬儀社のサービス内容や種類、選び方について詳しく知ることで、自分たちに最適な葬儀社を選ぶための判断材料が得られるでしょう。

各チェックポイントを参考に、自分たちの希望や状況に合った葬儀社を選び、悔いのない形で故人を送りだす準備を進めてください。

著者:葬儀のデスク編集部
葬儀のデスク編集部
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