ハワイアン葬など、自由な葬儀を提案|ファミリーメモリアル 登戸の杜(片桐真樹さん)神奈川県川崎市

投稿:2021-07-01
ハワイアン葬など、自由な葬儀を提案|ファミリーメモリアル 登戸の杜(片桐真樹さん)神奈川県川崎市

かつては、式の内容もある程度決まっていることが当たり前であったお葬式。近年では、お坊さんや葬儀社に言われるがままではなく、故人、自分たちの想いを反映したお葬式を希望する人も増えてきました。そのため葬儀社も形式に則ったプランだけでなく、需要に合わせてさまざまなプランを用意しています。

今回インタビューをしたのは、「ファミリーメモリアル 登戸の杜」代表の片桐真樹さんです。ファミリーメモリアル 登戸の杜では一風変わった「ハワイアン葬」など幅広いプランを展開してます。

片桐さん葬儀社を創業されたきっかけや企業理念などを伺いました。

神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県の葬儀を行うファミリーメモリアル 登戸の杜

「ファミリーメモリアル 登戸の杜」は「株式会社貴方の側で」が運営する葬儀社です。神奈川県川崎市に本社があります。

対応エリアは、神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県。(※一部地域を覗く)自社斎場を有していないため、公営の斎場や貸し斎場を利用して施行を行います。斎場の維持費等がかからない分、料金も安価です。

実際に選ばれてる斎場は、かわさき北部・南部の各斎苑、横浜市北部・南部・戸塚・久保山の各斎場など、安価で利用できる公営斎場。火葬場も併設されているため、移動の負担や霊柩車の費用ないことから多くの人に選ばれています。

家族の”想い”を実現するための豊富なプラン

登戸の杜は「故人様とご家族の“想い”が詰まったご葬儀。それこそが家族葬。すなわち家族想。」と提唱しています。ご家族それぞれのご要望に寄り添い、”想い”を実現するために、シンプルなものから豪華なものまでプランも豊富です。

シンプルな直葬(火葬式)だけでも3つのプランがあり、最もシンプルなプランからゆったりお別れの時間が取れるプランまで自分たちのニーズに合ったプランを選べます。

家族葬プランには「選べる花祭壇」がプランに含まれており、故人らしさを表現できるオリジナルの生花祭壇を作ることができます。

家族の”想い”を実現するための豊富なプラン

終活のなんでも相談室「シニアライフコンシェルジュ」

お葬式相談サロンもあり、事前相談から葬儀後のことまでトータルで相談できます。専門家である「シニアライフコンシェルジュ」も在籍しているので、遺産相続や遺言書、遺品整理、お墓、不動産など専門の知識が必要なことまで幅広く相談可能。ワンストップで対応してくれるので安心です。

そのほかにもお葬式や終活に関する勉強会を定期的に行っています。

終活のなんでも相談室「シニアライフコンシェルジュ」

ファミリーメモリアル 登戸の杜代表の片桐真樹さんにインタビュー

ファミリーメモリアル 登戸の杜代表の片桐真樹さんにインタビュー

【編】
まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします!

登戸の杜代表の片桐真樹と申します。もともとはテレビ番組制作のディレクターで、7年間従事しておりました。

ある時火葬場を見学する機会があり、そこで葬儀業界に関心を持って某互助会に入社。葬儀業界へと転身しました。その後はJAや一般葬儀社で経験を積み、葬祭学科のある専門学校の学科長に着任。そして2020年4月株式会社貴方の側でを設立し今に至ります。

【編】
全くの異業種から今の会社を設立するまでに至ったのですね。
葬祭学科の学科長もされていたとのことですが、ご自身で葬儀社を立ち上げようと思ったきっかけを教えてもらえますか?

開業するまで都内を中心にいくつかの葬儀会社で仕事をしていたのですが、川崎市北部地域でお手伝いをさせていただいた際に「この周辺は大手の葬儀会社が多く、望んでいてもオリジナルの家族葬を相談できる葬儀社が少なくて・・・」という声をいただいたんです。

お葬式のかたちが多様化していると言われていますが、エリアによっては「自分たちらしい葬儀をしたい」と思ってもなかなか思い通りにならないこともあるのではないかと感じました。「お客様の希望を実現させたい」「ご家族の皆さまが満足するお葬式にしてあげたい」と思い、川崎市で起業することを決意しました。

【編】
ある程度決まったプランしかなかったり、昔からのしきたりを大事にしていたり・・・。依頼をする葬儀社によっては自分たちの理想のお葬式をするのは難しいかもしれないですね。 企業理念や大切にしていることはなんですか?

弊社で大切にしていることは「人」です。

お葬式や供養は祭壇やお棺やお墓などを売る仕事が中心とは思っておりません。そこにいる「人(社員)」が商品だと思っています。その「人柄」だけは誰にもどこの会社にも負ける気がしませんね(笑)

私たちはご依頼者さまから、じっくりとお話を伺うことを大切にしています。

例えば、最初から「費用をできるだけかけたくない」と相談に見える方もいらっしゃったとします。私たちはすぐに安価なお葬式の提案は行いません。「なぜお値段を気にされているのか」をヒアリングします。お客様の希望の上部だけを聞くのではなく「なぜそう思っているのか」の本質を探りにいくんです。それがわかっていると、よりお客様にあった提案ができると考えています。

葬儀社とはぜひ「人」を見極めてお付き合いただきたいです。

日本一LINE交換がしたくなる葬儀社を目指して

【編】
自分にあった葬儀社さんを見つけるのも大変ですよね。
もちろんさまざまなニーズがあるかと思いますが、「自分たちの”想い”を込めたお葬式をしたい」と思うなら、どういった葬儀社さんを選べばいいと思いますか?

まず、自分たちの話をよく聞いてくれる葬儀社を選んだほうがいいでしょう。いきなり費用やプランの話を始めるような葬儀社はいかがなものか・・・と私は思います。

今はオンラインで簡単に打ち合わせもできますが、私たちは他愛もない会話の中から、ご相談者さまの思いを汲み取り、それを形にしたいと願っています。葬儀社選びでは、直接会って話をして、肌感覚が合う担当者を見つけることが大切です。

弊社は商品の押し売りはぜったいにしませんが「人」としてはどんどん売っていけたらと思っています(笑)LINEでのお友達も大歓迎です!日本一LINE交換がしたくなる葬儀社を目指しています!

【編】
当たり前のことですが、お客様よりも葬儀社さんの方がお葬式に関して知識と経験があります。お客様の本音を知らないと最適な提案もできませんよね。

そうなんです。私たちが目指しているのは、記憶に残る“その人らしい”お葬式をご家族で創ること。

これからの葬儀は温故知新。慣習、宗教儀礼と故人様とご家族が永遠に語り継がれるようなお別れの場であることが大切だと思います。葬儀に「〇〇をやってはいけない」ということはありません。家族葬はご家族の望みを故人様に捧げる葬儀こそ「家族想」だと思っています。

家族の数だけ、いろんな葬儀があっていいんです。弊社では、日本初の「ハワイアンメモリアル」を始めました。本物のハワイアン葬が日本で行えます。

「フラダンスが好き!」「ハワイが好き!」「憧れのハワイ!」

日本人ってハワイが好きな方が多いですよね。ハワイに精通のプロたちがハワイ好きの皆さまの大切な旅立ちに感動を吹き込みます。もちろん振る舞いの料理もハワイアンです。

家族や故人さまの想いを実現したお葬式

家族や故人さまの想いを実現したお葬式

【編】
ハワイアン葬!考えたこともありませんでした。
でも故人さまが好きだったものを通して、家族みんなで温かかく見送る。そんなお葬式も素敵ですね。

はい。やっぱりご家族や故人さまの意思を実現するのって、とても大切だと思うんです。悲しい気持ちもあれど、温かみのある良い思い出にもなると思うんですよね。

それを実感したお葬式があります。

亡くなられた方は写真好きで、プロ級の腕前を持つ方でした。お元気な頃から「将来、個展を開きたい」が口癖だったそうです。しかし、奥さまも娘さまも、そんな父親の話を聞き流して相手にしていなかったとのことで・・・。

病床でも同じ話を繰り返していたと伺い、私から「お父さまの写真の個展と葬儀を同時に行ってみてはいかがでしょう」とご提案したら、お二人とも感激されましてね。

そこで、通夜と告別式の会場にお父さまが撮影された写真を飾り、それらを見ながら最後のお別れをしていただくというプランを立てました。訃報通知付きの個展招待状も用意したところ、大変ご好評をいただき、奥さまと娘さまも「まさに人生最初で最後の個展が開催できました」と喜んでいらっしゃいました。

【編】
故人さまの想いを実現できたのですね。きっと故人さまも喜んでくれていると思いますが、奥さまと娘さまもなにか達成感というか、胸につっかえていたものもなくなったのではないかと思います。

この仕事をやっていてよかったと思う瞬間を教えてもらえますか?

亡くなる方の背景は様々ですが、ご家族の想いをカタチにできたときは嬉しいですね。人生の終焉に携われるお仕事は他にはないと思います。

ただ、お式が終わった後の「ありがとう」というお言葉は、嬉しいというより「そんなことをおっしゃらなくていいですよ」という気持ちで受け止めています。むしろ、人生の最後の場に黒子として携わらせていただいたことに、私のほうがいつも感謝しています。

【編】
大変なお仕事だと思いますが、その分やりがいというか、この仕事でしか感じることのできない気持ちがあるのですね。
最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

家族葬には定義(決まり)がありません。 

「小さな祭壇=家族葬」
「家族だけの葬儀=家族葬」
「費用が安くなる=家族葬」

これらの要素だけではないのです。 一番大切なのは故人様とご家族の込められた想い。

例えば、たくさんの方が参列されてもご家族の想いの通りであればそれも家族葬。好きなお花でいっぱいの祭壇にしたい想いも家族葬。お寺さんを呼ばずに無宗教でオリジナルにアレンジしてもご家族の想いを形にした家族葬です。

ふと振り返った時に、「最後のお別れ、もう少しこうしておけば・・・」と悔いのないご葬儀を行うためにもたくさんの想いを聞かせてください。その想いを実現できる新しい葬儀屋が登戸の杜です。 主役は我々ではなく、黒子です。我が家の家族想を実現するためにも、お気軽にご相談くださいませ。

葬儀のデスクより

時代の変化とともに、親しい人たちだけで見送るお葬式が増えてきました。故人をよく知っている人たちだけで見送るからこそ、今後家族や故人の”想い”が色濃く反映されたお葬式を望むのでしょう。

厳粛だったお葬式の場においても、柔軟な対応をしてくれる葬儀社やお坊さんも増えています。

「自分はどう見送ってもらいたいか」
「大切な家族をどう見送ってあげたいか」

日頃から話をしておくことが大切になってくるのではないでしょうか。温かく大切な思い出となるお葬式が増えていくことを願っています。

ファミリーメモリアル 登戸の杜

ファミリーメモリアル 登戸の杜
著者:葬儀のデスク編集部
葬儀のデスク編集部
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消費者には「分かりやすい 相談役」として、葬儀社さまには「最高コスパの集客方法」としてご利用いただいてます。

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