財産を相続する際は「相続税」を支払わなければなりません。相続税はなにも対策をしないと、最大で55%もかかってしまいます。
しかし節税対策をすることで、場合によっては相続税の税率を限りなく0%に近付けることが可能です。
相続税対策自体は個人でもできますが、できるだけ抑えたいなら税理士に依頼するのがおすすめです。ただし、どんな税理士でもいいわけではなく、相続税申告や対策に強い税理士に依頼した方がより有効な対策ができるようになり、税率をぐっと抑えられます。
そこで便利なのが「ミツモア」です。ミツモアには相続税申告に強い税理士が多数登録しており、最大5人から見積りと提案が届くので、より有効な対策をお得に依頼することができます。
ミツモアのサービス内容や料金について、相続税対策の必要性とともに解説します。
もくじ
財産を相続した人にかかる「相続税」とは
故人の財産を相続する場合「相続税」を納めなければなりません。
財産の中には課税対象にならない財産があり、金額によって税率が大きく変わります。何も対策をしないと莫大な相続税が課せられるケースも・・・。
そもそも相続税とはどのようなものなのか、税率や課税対象になる財産とともに解説します。
相続税は財産相続の際にかかる税金
「相続税」とは故人の財産を相続した際に、相続した人にかかる税金のことです。
相続税は故人の財産から非課税のものと債務、葬儀費用などを差し引いて残った財産に課せられます。
なお、相続税には基礎控除があるので、財産が基礎控除額以下なら相続税はかかりません。
相続税は課税対象になる財産と非課税の財産がある
財産は単にお金だけでなく、土地や保険金なども含まれます。そして、全ての財産が課税対象になるわけではなく、中には非課税の財産もあります。
課税対象の財産
現金、預貯金、有価証券、不動産(土地、建物など)、書画骨董、みなし相続財産(死亡保険金、死亡退職金)など
非課税の財産
墓地・墓石、尊厳の維持に要する土地、神棚、神体、神具、礼拝道具、仏像、仏具、古墳、心身障害者共済制度に基づく給付金の受給権など
なお、みなし相続財産については、500万円×法定相続人の数を限度額として非課税となります。
相続税は取得金額に応じて最大55%まで税率がかかる
相続税は課税対象となる財産から債務や葬儀費用、基礎控除額を引いた金額にかかります。
相続人が取得した金額に応じて税率が変化するので、相続人が複数人いる場合は、それぞれで相続税の金額が変わります。
税率および基礎控除額は以下の通りです。
法定相続分に応じた財産の取得金額 | 相続税の税率(%) | 基礎控除額(万円) |
---|---|---|
1,000万円以下 | 10 | – |
1,000万~3,000万円 | 15 | 50 |
3,000万~5,000万円 | 20 | 200 |
5,000万~1億円 | 30 | 700 |
1億~2億円 | 40 | 1,700 |
2億~3億円 | 45 | 2,700 |
3億~6億円 | 50 | 4,200 |
6億円以上 | 55 | 7,200 |
高額な相続税を軽減するには対策が必要
相続税は何も対策をしなければ、最大で55%まで税率がかかってしまいます。しかし、予め対策を行うことで、財産の金額によっては税率を限りなく0%に近付けることが可能です。
例えば、生前から少しずつ財産を贈与する「生前贈与」は、相続税対策に有効な手段として用いられています。
年間110万円までなら贈与税がかからないので、金額によっては相続税を一切納めずに相続可能になることも。
また、非課税の財産を増やしたり、事前にアパートやマンションを経営したりなど、ほかにもさまざまな相続税対策があります。
いずれの方法にしても、相続税対策は生前から準備しておくことが大切です。
相続税対策をするなら税理士に任せるのがおすすめ
相続税対策や相続税の申告は個人で行うことができます。しかし、財産の種類や金額が多い場合や、土地が含まれている場合は税理士に任せるのがおすすめです。
金額によっては相続税の金額が100万円単位で変わることもあるので、個人でよくわからないまま相続税申告を行うのではなく、きちんと税理士に相談するとより有効な相続税対策ができるでしょう。
もちろん、財産の金額があまり大きくない場合でも、わからないことがあれば税理士に相談してみましょう。
ちなみに国内の相続税申告において税理士の関与は9割程度です。ほとんどの人が相続税申告を税理士に依頼しているので、しっかり相続税対策をしたいのであれば、税理士に相談すした方が良いでしょう。
相続税対策に強い税理士を探すなら「ミツモア」がおすすめ
相続税は税理士の腕次第で、金額が大きく変化します。そのため、税理士なら誰に依頼してもいいわけではありません。
やはり同じ金額でも、相続税申告の実績が多い税理士に依頼した方がより効果的な相続税対策ができます。
そこでおすすめなのが「ミツモア」を利用して、相続税対策に強い税理士を探すことです。無料で最大5人の税理士から見積りが届く「ミツモア」ならよりお得に、より最適な提案と相続税対策が可能になるでしょう。
ミツモアのサービス内容と相続税申告までの流れを、利用料金とともに解説します。
ミツモアなら最大5人の税理士から最適な提案と見積りが届く
ミツモアとは選択肢をクリックするだけで、たった2分で気軽に相談でき、最大5人の税理士から最適な提案と見積りが届くサービスです。
また、自分で税理士を探して直接依頼することも可能。
税理士個人のページから実際に依頼した人の口コミも確認できるので、自分に最適な税理士を探すことができるでしょう。
ちなみにミツモアでは税理士だけでなく、不用品回収やクリーニング、写真撮影、着付け、引っ越し、水道修理などさまざまなサービスのプロを探すことができます。
墓石のクリーニングや遺品整理・生前整理なども依頼できるので、相続税対策のついでに見積もり依頼をしてみるのもおすすめです。
ミツモアには相続税申告に強い税理士が多数登録
相続税は税理士の腕次第で金額が変化するので、とことん節税するなら相続税申告に強い税理士に依頼すべきでしょう。
相続税申告に強い税理士を選ぶなら、相続税関連の依頼を専門としているかどうかを確認してください。
税理士は日々さまざまな依頼を受けますが、税理士によって相続税申告の経験が大きく違います。
「確定申告に強い」「会社設立や起業に強い」など、税理士によって得意な分野や知識が異なるためです。
ミツモアは「確定申告の税理士」「相続税対策に強い税理士」など、それぞれのカテゴリーから強い税理士を探せるので、安心して信頼できる税理士をに依頼することができるでしょう。
節税から争族対策までさまざまな相続税対策をサポート
ミツモアなら相続税関連のさまざまな依頼が可能です。
節税はもちろんですが、土地や家屋などにどのくらいの価値があるのか判断する「財産評価」や、揉めごとを事前に抑える争族対策など、さまざまな相続税対策をサポートしてくれます。
- 相続税申告書の作成
- 遺産分割協議書の作成:相続税の申告を行う際に必要不可欠な協議書。
- 節税・納税資金対策
- 財産評価:土地や家屋などの価値を適正に評価。
- 争族対策:事前の相談で物事を防ぐことが可能。
- 税務調査対応:税制に詳しい税理士が対応することで追徴課税対策が可能。
- 相続関係説明図作成:被相続人の出生から戸籍を収集し、戸籍上の相続人を確定する。
- 相続財産目録作成:財産を種類ごとにまとめて、総額や評価額を算出し、相続財産目録を作成。
ミツモアで依頼できるメニューが決まっているわけではないので、ほかにもさまざまな相続税対策を税理士に依頼できます。
なお、税理士によっては対応サービスが限られている場合もあるので、予め確認しておくことをおすすめします。
ミツモアの相続税申告に強い税理士の料金相場
財産を相続する際に最も気になるのは税率や納税額ですが、同じように税理士への依頼料金も気になる部分です。
税理士への依頼料金は、基本的に相続財産の金額に比例して変化します。
一般的な相場は相続財産額の0.5~1%程度で、申告期限まで時間がない、財産に特殊な土地が含まれているなどの事情がある場合は別途で追加料金が必要になることも。
ミツモアでも一般的な相場と同じ料金で、相続税申告に強い税理士に依頼することが可能です。
なお、別途でミツモアの利用手数料が加算されることはありません。
ミツモアでの見積り例は以下の通りです。
- 相続財産額が5,000万円以下の場合:400,000円程度
- 節税対策提案:260,000円程度
- 財産評価(不動産や預貯金など):95,400円
- 土地評価:1利用区分ごとに50,000円
- 総資産×0.7%+土地評価50,000円×件数など
参考価格を予め記載している税理士もいるうえに、ミツモアからある程度の見積りは把握できるので、まずは地域の税理士から探してみてはいかがでしょうか。
相続税の節税や争族対策を行うならミツモアで税理士を探すのがおすすめ
財産は何も対策をせずに相続してしまうと、高額な相続税が課せられてしまう可能性があります。
相続税をどのくらい安く抑えられるかは税理士の腕次第であり、相続する財産が高額であればあるほど課税額に大きな差が生まれます。
ミツモアには相続税申告に強い税理士が多数登録しているので、最適な相続税対策ができるかもしれません。
また、ミツモアから相談をすれば、最大5人から最適な提案と見積りを出してもらえるので、自分で直接税理士を探して依頼をするよりもお得に相続税対策を依頼できるでしょう。