一周忌には略式礼服で!男女別 一周忌にふさわしい服装とマナーを徹底解説

一周忌には略式礼服で!男女別 一周忌にふさわしい服装とマナーを徹底解説

近親者の命日から一年経過する頃、一周忌(いっしゅうき)の法要に招かれることがあります。

一周忌の法要は故人を偲び供養する大切な行事であるため、男性・女性それぞれが失礼のない服装で参列することが大切です。また、法要にはタブーとされる服装もあるので、注意が必要です。

その他にも、一周忌の法要に参列する際には、香典や数珠をマナーに沿って持参し、ふさわしいお供え物を選ぶ必要があります。

一周忌にふさわしい服装とマナーを、男女別にわかりやすく解説します。

一周忌にふさわしい服装とは?

一周忌とは、故人の方が亡くなられてから満1年が経った命日の日を指します。

一周忌には、家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を執り行うことが多く、法要は故人の自宅や菩提寺、会館等で行われます。

一周忌の法要は、故人を偲ぶ大切な節目の日の行事であり、僧侶の読経が行われ、参列者は順次焼香をします。また、法要の後には会食をしたり、会場が故人のお墓に近ければ、お墓参りをしたりする場合もあります。

一周忌の法要に招かれた際は、ふさわしい服装で、失礼のないように参列することが大切です。

本来、法要に参列する際の最も正式な服装は正喪服とよばれ、男性であればモーニングコートや紋付羽織袴、女性であれば黒紋付の着物でした。しかし、近年は正喪服よりも「略式礼服」で参列することが一般的になりました。

略式礼服について事前に確認、準備しておくことで、一周忌の法要に呼ばれても慌てることなく、当日も落ち着いて参列することができますね。

 一周忌で男性は略式礼服

男性の場合、一周忌法要に招かれた際は、略式礼服として、下記のような服装で参列すると良いでしょう。

  • 黒のスーツ
  • 黒のネクタイ
  • 白のワイシャツ
  • 黒の靴下
  • 黒の靴
  • 黒のバッグ

女性は黒いワンピースやスーツ

女性の場合、一周忌法要に招かれた際は、下記のような服装で参列すると良いでしょう。

  • 黒のワンピースやスーツ、アンサンブル
  • 黒のストッキング
  • 黒の靴
  • 黒のバッグ

学生未満の子供は黒や紺のブレザー

子供の場合、一周忌法要に招かれた際は、学校の制服がある場合は制服を着用して参列します。制服は着崩すことのないよう気をつけましょう。

学生未満の子供の場合は、下記のような服装で参列します。

男の子

  • 黒や紺のブレザー
  • 黒や紺のズボン
  • 白いシャツ
  • 黒の靴下
  • 黒の靴

女の子

  • 黒や紺のブレザー
  • 黒や紺のスカート
  • 白いブラウス
  • 黒や紺のワンピース
  • 黒の靴下
  • ストッキング
  • 黒い靴

黒や紺以外にも、グレーの服でもOKです。

上着を着る場合は、会場前で脱いでから会場に入るようにしましょう。

一周忌で必要な持ち物一式

次に、一周忌の法要に参列する際に必要な持ち物について解説します。

香典

香典は、故人にお供えをするお金です。

一周忌の香典には、水引が黒白や双銀の結び切りになっている不祝儀袋を用いましょう。

葬儀の香典と一周忌の法要での香典は、意味合いが違います。そのためマナーも少し異なる点があるので注意しましょう。

一周忌の香典の不祝儀袋の表書きは、熨斗上には「御霊前」ではなく「御佛前」あるいは「御仏前」と書きましょう。これは、四十九日を経過した後は故人は仏様となっていると考えられているからです。

熨斗下には、送り主である自分の氏名をフルネームで書きます。

連名で香典を送る場合は、確認の名前を省略せずに記入しましょう。

次にお札の入れ方について解説します。

一周忌の香典は、葬儀の香典とは違い、悲しみを表すものではなく、仏様となられた故人にお供えするものとして考えられています。そのため、葬儀とは逆で、一周忌のお香典は、お札の肖像画は袋の表を向くようにして入れましょう。

また、葬儀とは違い、一周忌の香典は、新札を使用しても問題ありません。

香典の金額は、葬儀の際の香典のマナーと同じく、4と9の数字が入らないようにします。4は「死」、9は「苦」を連想させるため、香典でこの数字を使うのは失礼に当たると考えられているからです。 

中袋の表面には、左下に包んだ金額を漢数字で縦書きします。5,000円を入れるのであれば「金五阡圓也」、10,000円なら「金壱萬円也」というように、漢数字は大字や旧字体で書くこともできます。 

金額を書いたさらに左下には、送り主である自分の住所を書いておきましょう。

香典に使う筆記具は、濃墨を使い、筆か筆ペンで記入しましょう。これは、お札の向きと同様、一周忌の香典は悲しみを表すものではないからです。

金額の相場は、近親であれば多めに包むのが一般的です。親族であれば1万円~3万円、知人であれば5000円~1万円が目安ですが、生前のつきあいの深さによっても、ふさわしい金額は異なります。故人の方に生前どれだけお世話になったかを顧みながら、無理ない範囲の金額を包むと良いでしょう。

また、法要の後に食事会があり、招かれている場合は、食事に見合う金額も加味して包むように気をつけてください。

香典の袋をそのまま手渡しするのことは失礼に当たりますので、袱紗に包んで会場に持参し、受付に渡す際に広げて差し出すようにしましょう。

袱紗は慶事用のものは避け、グレーや寒色・紫などの落ち着いた色合いのものを使用します。

数珠は一周忌にも必要

法要の際は、僧侶によるおつとめがありますので、数珠を忘れずに持っていくようにしましょう。普段使用している数珠を持参すれば基本的に問題はありませんが、地域や宗派によっては数珠は暗い色を使用する等の決まりがある場合もあるので、不安な場合は施主の方や、会場のお寺等に相談して確認してみてください。

お花やお供え物

お花やお供え物は必ずしも必要ではありませんが、持参することで、より気持ちが伝わります。無理のない範囲で持参すると良いでしょう。

お花には、仏花や胡蝶蘭、故人が生前好きだったお花等を選びます。

施主の方が花瓶を準備する手間が省けるように、あらかじめお花屋さんでアレンジされたものを持参すると良いでしょう。お花屋さんには一周忌のお供えのための花であることを予め伝えておくことで、ふさわしいアレンジをしてくれます。

お供え物は、線香やろうそく、お菓子や果物、飲み物といったものが良く選ばれています。

お菓子は日持ちする物や、お下げした後取り分けしやすい個包装のお菓子を選ぶのが良いでしょう。法要は年配の方が参列することも多いですので、柔らかいものや食べやすいものを選ぶと喜ばれます。

果物はお供えしてからお下げするまでの時間を加味して、まだ熟していないものを選ぶと良いでしょう。果物屋さんに一周忌でお供えすることを伝えれば、適切な果物を選び、ふさわしい包みをしてくれます。

法要の後に故人の自宅等で会食をする場合は、飲み物を持参すると会食でそのまま出せるので喜ばれます。お子さんが多く参列する場合は、お酒よりもお茶やジュースなどを多めにすると良いでしょう。

お酒を持参する場合はビールを選ぶのが無難です。また、飲酒できない方の事を考えてノンアルコール飲料を持参するのも良いです。

お供え物についてはタブーがあり、肉や魚等を選ぶのはやめましょう。殺生を連想させるため、マナー違反となります。

一周忌にタブーである服装を解説

一周忌にふさわしい服装について上述しましたが、反対にタブーである服装についても解説します。基本的には葬儀に参列する際のタブーと同じですが、念のために確認しておきましょう。

革や毛皮の製品(靴を除く)

靴以外で、革や毛皮の製品を身に着けることは殺生を連想させるのでNGです。

毛皮のコートなどは着用しないように気をつけましょう。

金属の時計やアクセサリー・ラメの入ったものや光り物

こういった派手な装飾品を身に着けるのもNGです。靴やバッグ等の飾りにも光り物がないように注意しましょう。

ただし、結婚指輪やパール、オニキス、黒の髪飾り等は問題ありません。

サンダルやミュール等のつま先が開いたもの

靴は、基本的につま先が開いたものはNGです。また、ブーツも避けるようにしましょう。

親族として参加する場合と知人として参加する場合も違いはなし

一周忌の法要に参列する場合の服装や持ち物について、親族として参加する場合でも、知人として参加する場合でも、マナーについて特に違いはありません。上記のマナーを参考に、服装と持ち物を用意して参列すれば大丈夫です。

まとめ 一周忌は地域のマナーや監修に合わせた服装とマナー参列

一周忌の法要に招かれた際は、ふさわしい服装で参列し、香典や数珠、お供え物等をマナーに沿って持参することが大切です。また、タブーとされる服装を行わないように注意する必要があります。

今回解説した男女別の服装のマナーを参考に、地域のマナーや慣習も考慮し一周忌の法要に参列することで、相手にも失礼なく、落ち着いた心で故人の方を偲ぶことができるようにしましょう。

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