喪中欠礼を出すタイミングは?喪中欠礼のはがきの書き方とタイミングをわかりやすく解説

喪中欠礼を出すタイミングは?喪中欠礼のはがきの書き方とタイミングをわかりやすく解説

喪中欠礼とは、亡くなった近親者の冥福を祈り喪に服すため年賀状のやり取りを失礼するというもの。

一般的には、年賀状の代わりに喪中はがきで喪中欠礼を知らせます。そのため、相手が年賀状を出す前の早いタイミングで出すのが良いでしょう。

喪中はがきで喪中欠礼を出すタイミングや書き方について詳しく解説します。

喪中欠礼の意味や喪中ハガキを出すタイミングを解説

近親者が亡くなった年は、喪中はがきで喪中欠礼をお知らせするのが一般的です。

喪中欠礼という言葉に馴染みがない人もいるでしょう。喪中欠礼の意味や連絡するタイミングについて詳しく解説します。

喪に服しているため年賀状を出さないことを告知する

忌明けまでの期間(仏式で49日または35日、神式で50日)が忌中、死後の一年間が喪中です。一般的に喪中の家では祝い事を慎み、正月行事も行いません。

そのため、年賀状の送付も慎む習慣があります。

喪中欠礼とは、年賀欠礼とも呼ばれ、近親者に不幸があったときに年賀状の交換を辞退することです。

喪中欠礼状、年賀欠礼状とは喪中はがきのことを意味します。

喪中はがきは11月中旬から12月初旬ころに到着するように投函する

服喪中の人は、年賀状をいただきそうな相手に今年は年賀状を控える旨を知らせるため、先方が年賀状の準備をする前に喪中はがきを送ります。

相手が年賀状を用意する11月中頃から12月初めに届くようにするのがマナーです。遅くとも、年賀特別郵便取扱が始まる前に届けましょう。

相手が年賀状を投函した後に喪中はがきが届くようなことのないようにしなければなりません。

行き違いになってしまい、喪中はがきを送った相手から年賀状を投函してしまったと連絡をいただいたときは、喪中の知らせが遅れたことを詫びます。年賀状を先方からいただく分には差し支えない旨を述べましょう。

喪中はがきを出し忘れた方から年賀状が届いた場合は、松の内が過ぎてから、喪中だったので年賀状を失礼した旨を書き添えた寒中見舞いでお返しします。

年末に亡くなった場合は、寒中見舞いとして対応する

年末にご不幸があった場合や年賀状を出した後にご不幸があった場合は、喪中はがきが間に合いません。

ご不幸をお伝えした方がよい方には、1月8日から立春(2月4日)の前日(2月3日)までの間に「寒中見舞い」で伝えます。

喪中はがきは普段年賀状をやりとりしている人に出す

喪中はがきを出す相手は、毎年、年賀状のやり取りをしている方です。

自分がやり取りをしている相手だけではなく、故人がやり取りをしていた相手にも出すのが良いでしょう。葬儀に来ていただいた方にも出します。

既に喪中を知っている親族には、一般的に出さないものとされていますが、近年では家族以外には出す場合もありますので一概には言えません。家族でよく話し合って決めましょう。

双方が喪中で、こちらが出す前に喪中はがきを頂いた相手にも出すのが一般的です。

仕事上のお付き合いで故人と面識のない方や、気遣いをさせたくない相手には喪中を知らせずに、平年通り年賀状を送ることもあります。

このように、故人と自分との続柄や、故人と喪中はがきを送る相手との関係を考慮して、必要と思われる範囲に出すようにしましょう。

自分と故人と送り先との関係によっては、夫婦の一方は喪中欠礼・他方は平年通り年賀状を送ることもありえます。

夫婦連名で年賀状を交換している相手に対しては、よく相談して決めましょう。

喪中欠礼を出すのは、一般的に、一親等(父母、子ども)、生計を共にしている二親等(祖父母、兄弟姉妹、孫)にあたる人が亡くなった場合です。

ただし、地域や家の風習によって異なりますので、家族や親戚などと相談して決めると間違いないでしょう。喪中欠礼を出す本人の気持ちも大切です。

喪中はがきの選び方と書き方

喪中はがきの選び方と書き方

喪中欠礼を知らせるために喪中はがきを出すのが一般的ですが、喪中はがきにもマナーがあります。

喪中はがきの選び方と書き方について、解説します。

喪中はがきの選び方

喪中はがきの書き方にはある程度決まりがありますが、喪中はがきそのもののデザインには特に決まりはありません。

郵便局の喪中用官製はがきでも大丈夫です。

印刷会社等に依頼して喪中用プリントをしたり、ご自身でオリジナルのデザインで作成したりしてもよいでしょう。

喪中はがきの書き方

喪中はがきを書く時には、以下の3つの点を守るのがマナーです。

  1. 句読点は入れない
  2. 行頭の一字下げはしない
  3. 数字は漢数字で表記する

縦書きが一般的ですが、横書きでもかまいません。ただし、横書きになるとカジュアル感がでてしまう可能性があります。

喪中はがきは、「喪に服しているので年賀を欠礼します」という挨拶状なので、死因などは書きません。 

病気療養中であった場合はその旨を伝えるかどうかは、自身や家族で判断した上で、文面に含むことはあります。その場合でも病名までは記しません。

喪中はがきの基本的な構成は以下の6つですが、諸々の事情や相手方との関係などを踏まえて、2の項目は省略することもあります。

(1~4までの全ての項目を含む必要はありません。)

1.挨拶文

新年のご挨拶を遠慮させて頂く旨を伝える挨拶文です。時候の挨拶は必要ありませんが、書いても構いません。

「年賀」は使わず「年始・年頭・新年」等を使います。

例:喪中につき新年のご挨拶を慎んでご遠慮申し上げます

2.亡くなった日付、続柄、故人の名前や亡くなった年齢

故人の名前はフルネームか、苗字が同じ場合はお名前のみ記します。故人は1枚の喪中はがきで、複数人を同時に記載してもかまいません。

亡くなった日付は、実際は「令和〇年〇月」や「本年〇月」などと月までを記します。

故人の年齢は「数え年」を使いましょう。しかし、最近では満年齢での記載も多くなっているので、実際にはそこまで気にしなくても良いです。

3.お世話になったことへのお礼

故人の存命中に相手から受けたことに対してのお礼(感謝の言葉)を書きます。

訃報を伝えていなかった場合は、近親者で葬儀を行ったことや連絡が遅くなってしまったことをお詫びする文章をいれましょう。

香典を辞退する場合には、その旨もお知らせします。

4.結びの挨拶

引き続きのお付き合いを願う言葉や相手方が良い年を迎えることを祈念する言葉、健勝を祈念する言葉を書きます。

5.差出の日付

喪中はがきを出す年月を書きます。

6.差出人の住所、氏名

喪中はがきの宛名面ではなく、文章の最後に差出人の住所と氏名を書きます。

夫婦や子供との連名でも問題ありません。

喪中はがき例文

1.故人名、続柄なしの場合の文例

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます 本年中に賜りました

ご厚情に深謝いたしますとともに 明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます

寒さに向かう折から皆様のご健勝をお祈り申し上げます

令和〇年〇月

差出人住所

差出人氏名

2.故人名、続柄ありの場合の文例(1)

喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます

本年〇月 祖母〇〇〇〇が〇〇歳にて永眠いたしました

永年にわたるご厚情に心から御礼申し上げます

明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます

3.故人名、続柄ありの場合の文例(2)

今年〇月に父 〇〇〇〇が他界致しました

新年のご挨拶を申し上げるべきところで御座いますが

喪中につきご遠慮させていただきます

なお、時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます

4.病気療養中で亡くなった場合の文例

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます

かねてより病気療養中の岳父〇〇〇〇が本年〇月に〇〇歳にて永眠致しました

ここに本年中に賜りましたご厚情に感謝致しますと共に

皆様に良き年が訪れますようお祈り申し上げます

年齢を記載する際、享年を使う場合は数え年にします。

享年を使う場合の文例は以下のとおりです。

「本年〇月 祖母〇〇〇〇が享年〇〇歳にて永眠いたしました」

まとめ 喪中欠礼は、相手が年賀状を出す前に届けるのがマナー

一般的に、年賀状を用意するのは、11月中頃から12月初め頃です。毎年年賀状を送りあっている相手に対し、一方的に年賀状を控えることは失礼にあたります。

喪中欠礼で、年賀状を控える旨事前の連絡することが大切です。マナーを守り、相手が年賀状を出す前に届くように送りましょう。

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