塔婆代の金額相場は1本2,000円〜10,000円!金額相場の詳細とその渡し方について徹底解説

塔婆代の金額相場は1本2,000円〜10,000円!金額相場の詳細とその渡し方について徹底解説

塔婆(とうば)とは、お墓の後ろに立てる細長い板のこと。祖先の追善供養のために立てるもので、卒塔婆(そとうば)とも呼ばれます。

お坊さんに塔婆の文字を書いてもらった後は、塔婆代(塔婆料)を支払います。塔婆代の一般的な相場は2,000円〜10,000円程度で、金額はあらかじめ寺院が設定している場合がほとんどです。

塔婆代はお布施とは異なるため、同封して混乱するのをを防ぐためにも別の袋に入れ、分けて渡すようにしましょう。

塔婆代の金額相場をはじめ、包み方についてのマナーや渡し方など、塔婆代について詳しく解説します。


塔婆供養は追善供養のひとつ

お墓の後ろに建てられている1~2mほどの文字の書かれた板が「塔婆(とうば)」です。お寺の僧侶が用意したものを、法要やお盆の際に家族が立てます。

何故このようなことをするのでしょうか。

それは、塔婆を立てることは善行を積むことになり、先祖の供養になるからです。塔婆には五輪塔に刻まれている仏教における宇宙を構成する5大要素の文字が刻まれており、塔婆は塔を建てる行為と同じとされています。

仏壇にお線香をあげたり、お墓参りしたり、法事や法要を営むのと同じように、塔婆を立てることも故人の更なる冥福を願う追善供養のひとつです。

しかし、浄土真宗では塔婆供養は行いません。浄土真宗では人は皆供養しなくても成仏すると考えられているからです。

塔婆は10日前までに依頼しておく

塔婆を立てる場合、法事やお墓参りの当日にお願いしても塔婆を準備してもらうのは難しいです。

塔婆は一本一本僧侶が手書きをします。少なくとも当日の10日前にはお願いしておくようにしましょう。

塔婆代は経文を塔婆に書いてもらったときに発生する費用

塔婆を立てるには、塔婆代がかかります。

塔婆は、僧侶に梵字や経文、故人の名前や戒名や亡くなった年月日などを墨汁で書いてもらいてもらう必要があり、その代金が塔婆代です。

塔婆を立てることは供養のひとつであり、僧侶にお金を渡すという点では「お布施」と似ています。しかし、気持ちであるお布施とは違い、塔婆代は価格を提示されていることがほとんどです。

塔婆代の相場や渡し方などを詳しく解説します。

塔婆代の金額は寺院が指定している場合がほとんど

塔婆代を支払うのは、通常その墓地の施主です。場合によっては、親族や特定の団体からお金を集めて支払うこともあります。

お布施とは違い、ほとんどのお寺で金額が提示されているので、それに従いましょう。

一般的な塔婆代の金額相場は2,000円〜10,000円

地域や宗派などによって塔婆代は変わりますが、金額相場は1本2,000円~10,000円。5,000円前後であることが多いです。

ちなみに、塔婆は1つのお墓に対して1本しか立ててはいけないというルールはありません。

施主でなくても、遺族や親族でなくても塔婆を供養として立てることは可能です。友人の法事に自分も塔婆を立てたいといった場合は、前もってお寺に伝えておきましょう。

お布施とは別の袋で渡す

法要や法事の際は、お経をあげていただくためにお布施を用意します。塔婆を立ててもらう時にも読経をしてもらい、お布施を用意することもあるでしょう。

基本的には、お布施と塔婆ば別々に包むのがマナーです。

時間がなかった等の事情で、別々の袋を用意できなかった場合は、「お布施と塔婆料です」と伝えてから渡します。


塔婆代の準備と渡し方

塔婆代の準備と渡し方

塔婆代の包み方や渡し方にも基本的なマナーがあります。塔婆代の渡し方の作法を解説します。

市販の不祝儀袋または白封筒に入れる

塔婆料を入れる袋は以下3つのパターンがあります。

奉納紙に包んで渡す

白い厚手の和紙のことを「奉書紙」と呼びます。元々は大切なことを伝える際に使う紙で、江戸時代には公用紙とされていました。

現在でも奉書紙は、例えば式典などで祝辞を述べる際や、香典や御祝いのお金を包む際に使われています。

包み方は、裏面を下にして半紙を斜めに置き、お札は表になるように半紙の上に置いた後、お札に沿って半紙を折りたたむようにしましょう。

折り方が少し複雑なため、自信がない場合は、中袋を使用してもかまいません。

市販の不祝儀袋を使う

最も簡単なのは、「塔婆料」と印刷された市販の不祝儀袋を使用することです。お店で売られているものを見れば分かりますが、塔婆用の不祝儀袋には水引はなく、上部の中心に「御塔婆料」と印刷されています。

袋の下部に、通常の不祝儀袋と同じように氏名を書きましょう。筆記用具は毛筆、または筆ペンで、通夜や葬儀のように薄墨の必要はありません。表書きの印刷と同じくらいの濃さで書くとバランスがよいでしょう。

白封筒に入れる

不祝儀袋ではなく、白封筒で渡しても問題ありません。その場合は、奉書白封筒を使うのがおすすめです。通常よりも品質の良い封筒で、見た目も美しく、耐久性にも優れています。

茶封筒などはふさわしくないとされているので、必ず白い封筒を使いましょう。

表書き、中袋、裏書きの書き方

塔婆代を包む際の表書きは「御塔婆料」です。

通夜や葬儀の香典の際は薄墨で表書きを書くというルールがありますが、塔婆代は薄墨は使いません。

薄墨は急な知らせを聞いて、悲しみながら慌てて用意した心情を表すもの。塔婆代は前もって準備すべきものなので、濃い墨を使いましょう。

お札は中袋に入れるか、奉納紙に包みます。

指定された金額分のお札を肖像の部分が上になるように入れて、「金〇〇円」と金額を書き、「1」なら「壱」のように、数字は旧字体にします。お札は新札でも旧札でもどちらでもかまいません。

裏面には、塔婆を依頼した人の氏名と住所を書きます。複数人でお金を出し合った場合は、中袋の中に塔婆を立てた人たちの名前を書き、「〇〇家塔婆建立者」と明記しておきましょう。それがあれば、塔婆を作成する際、僧侶が迷うこともありません。

塔婆代は法要の当日にお礼の挨拶と一緒に住職に手渡す

法事や法要の際は塔婆代だけでなく、お布施も渡します。塔婆代も僧侶に読経をあげていただいたお礼を述べる際に一緒に渡すとよいでしょう。

当日渡すタイミングがない場合は、前もって渡すようにします。

施餓鬼供養の際は、お寺によって塔婆代を渡す場所が用意されていることが多いので、お寺のルールに従いましょう。

まとめ 塔婆代の金額は寺院が予め指定している場合が大半

塔婆は仏教の追善供養として欠かせないものです。四十九日法要や一周忌だけではなく、毎年の施餓鬼供養でも立てることがあるので、マナーを確認しておきましょう。

お布施の場合は、金額をどうしたらいいか悩むことがありますが、塔婆代に関してはお寺が1本〇〇円と提示してくれることが多いので迷うことはありません。

包み方や渡すタイミングに関しては、そのお寺独自の方法がある場合もあるので、分からないときはお寺に直接聞くと間違いないです。

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