急な葬儀にも対応できる喪服のレンタルサービス!利用方法や金額相場を解説

投稿:2021-01-13
急な葬儀にも対応できる喪服のレンタルサービス!利用方法や金額相場を解説

訃報はいつも突然やってきます。

しかし、訃報を聞いた時点で誰もが喪服を一式揃えているわけではないうえに、体型が変わり以前に購入した喪服が着られなくなっているケースも珍しくありません。

理想はいつでも葬儀へ駆けつけられるように、常に喪服一式を揃えておくことですが、高額なので新しく購入するのは厳しいのが現実です。

急な葬儀で喪服がないときに便利なのが、喪服のレンタルサービス。
喪服のレンタルサービスは急な葬儀にも対応でき、購入するよりも費用を抑えられるなどのメリットがあります。

喪服のレンタルサービスの利用方法や金額相場を、レンタルならではのメリットとともに詳しく解説します。

急な葬儀にもすぐに利用できる喪服のレンタルサービスとは

葬儀はいつも急なタイミングで執り行われます。葬儀の知らせを聞いてすぐに喪服を一式揃えるのは厳しいですが、レンタルサービスなら急な葬儀でもすぐに喪服を一式揃えることができます。

喪服のレンタルサービスとはどのようなものなのか、メリットや利用方法とともに解説します。

喪服のレンタルサービスでは小物類まで一式借りられる

葬儀では喪服を着用する必要がありますが、ほかにも靴やネクタイ、荷物を入れる鞄など意外と用意するものがたくさんあります。また、自分自身が遺族の立場で葬儀を執り行う場合、参列者よりも格上の喪服を着用しなければなりません。

喪服のレンタルサービスでは、状況に応じた格式の喪服だけでなく、靴やネクタイなどの小物類まで、葬儀で必要なものを一式借りられます。もちろん、遺族が着用する格式の高い喪服もレンタル可能です。

葬儀でどのような服装をすればいいかわからない人でも、喪服のレンタルサービスなら小物類なども自分で用意をする必要がなく、安心して一式揃えることができます。

また、レンタルサービスで貸し出されている喪服は高品質なものが多いので、安っぽく見える心配もありません。

喪服のレンタルは体型の変化への対応や料金面でのメリットが多い

喪服のレンタルサービスにはさまざまなメリットがあります。

そもそも喪服自体、あまり使用頻度の高い服装ではありません。そのため、喪服を最後に使用したときから体型が変化してしまい、必要になったときに持っている喪服が着られないケースも。

喪服が体型の変化によって着られなくなった場合、再度購入する必要がありますが、レンタルサービスを利用すればそのときどきの体型に合った喪服を着用することができて便利です。体型の変化に対応しているのは、レンタルサービスならではのメリットだと言えるでしょう。

さらに、レンタルサービスなら喪服を一式購入するよりも費用を安く抑えることができます。安価な喪服ならレンタルサービスを利用するよりも、安く揃えられるケースもありますが、高品質で安っぽく見えない喪服を求めるのであれば、レンタルサービスのほうが圧倒的に料金面でのメリットが大きいです。

喪服のレンタルサービスは葬儀社や貸衣装店などで利用可能

喪服のレンタルサービスは葬儀社や貸衣装店などで利用可能

喪服のレンタルサービスは葬儀社や貸衣装店など、さまざまな場所で利用可能です。利用方法は店舗によって異なりますが、基本的に申し込みをしてから、試着、葬儀で着用という流れになります。

喪服のレンタルサービスを利用できる店舗について、さらに詳しく解説します。

多くの葬儀社でレンタル可能だが仲介手数料がかかる

自分が遺族になった場合に限りますが、葬儀社でも喪服のレンタルを依頼できます。

葬儀社の多くは貸衣装店などと提携しているため、葬儀プランを相談するついでにレンタル利用を申し込めば利用可能です。地域によって喪服に独自のしきたりがある場合でも。葬儀社がフォローしてくれるので、安心して利用できるでしょう。

ただし、すべての葬儀社が貸衣装店と提携しているわけではないので、必ず喪服レンタルが可能かどうかを確かめてください。

また、葬儀社を挟んで貸衣装店から喪服をレンタルするため、レンタル利用料のほかに仲介手数料がかかります。

自分で貸衣装店を探す手間などを省けるうえに、信頼できる貸衣装店を紹介してもらえるなどのメリットがありますが、費用を抑えたいのであれば葬儀社に頼らない選択肢も検討しましょう。

貸衣装店に直接レンタルを依頼する

貸衣装店の中には喪服がレンタルできる店舗があります。

貸衣装店なら好みのデザインやサイズの喪服を選んで、着替えたらそのまま式場に向かうことが可能です。もちろん、葬儀前日からでもレンタルできるので、ある程度時間に余裕があるときに利用するとよいでしょう。

ただし、自分に合った喪服がないケースもあるので、事前に自分のサイズに合った喪服があるか問い合わせておくことをおすすめします。

紳士服店でもレンタルできる場合がある

紳士服店の中には、礼服レンタルを行っている店舗があります。礼服は冠婚葬祭で着用する衣装なので、喪服としても利用できます。

また、紳士服店なら礼服のバリエーションが豊かなので、好みのデザインや自分に合ったサイズの礼服を見つけられるでしょう。

ちなみに紳士服店でも、女性用のブラックフォーマルドレスをレンタルできる店舗もあるので、夫婦で参列する場合は女性用の喪服もレンタルできるか問い合わせると良いです。

インターネットでレンタルする場合は注意が必要

近年ではインターネットからも喪服レンタルが可能です。自宅に居ながら自分のタイミングで申し込めるので、忙しい人でも利用しやすいのがメリット。また、葬儀社や貸衣装店などでレンタルするよりも、料金が安く抑えられるのもインターネットのレンタルサービスならではです。

ただし、基本的には即日配送してもらえるものの、タイミングによっては翌日配送となり葬儀に間に合わない可能性があるため、申し込みやお届けのタイミングに注意してください。また、試着もできないので、自分に似合わない喪服を選んでしまう可能性もあります。

葬儀社や貸衣装店でレンタルする際よりも、注意しなければならない点が多いですが、簡単に利用でき、余計な時間を取られることもないので最も利用しやすいレンタルサービスだと言えるでしょう。

喪服のレンタルサービスの金額相場を解説

喪服のレンタルサービスの利用料金は、喪服を一式購入するよりも安く設定されています。

では、喪服のレンタルサービスの金額相場について解説します。

スーツやワンピースなどの洋装は5,000~15,000円程度

スーツやワンピースなど、洋装の喪服なら5,000円程度からレンタル可能です。店舗や喪服のブランドなどにもよりますが、小物類まで一式でレンタルしても6,000円前後が相場になっています。

数十万円以上する高級な喪服の場合は、15,000円程度になることもありますが、安い店舗なら高級な喪服でも数千円程度でレンタル可能です。

着物などの和装の場合は10,000~20,000円程度

着物などの和装をレンタルする場合は、洋装よりもレンタル料金が1.5~2倍ほど高い傾向にあります。

素材やブランドによって金額が上下しますが、基本的には約10,000円程度からレンタルできます。ちなみに正絹の喪服だと約20,000円程度が相場です。素材に拘りがある場合は、ある程度予算が必要になるので注意してください。

喪服を一式揃える前にレンタルサービスの利用も検討を

喪服を一式揃えるのはお金がかかるうえに、利用頻度が低いため、体型が変化して着られなくなるリスクがあります。

たしかに、いざというときにすぐに駆けつけられるように、喪服は用意しておくべきですが、さまざまな場所で喪服のレンタルサービスが提供されているので、一式揃える前にもう一つの選択肢として利用を検討してみてはいかがでしょうか。

著者:葬儀のデスク編集部
葬儀のデスク編集部
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