家族葬のやり方・定義|参列者の範囲は生活する家族だけではない

投稿:2022-03-24
家族葬のやり方・定義|参列者の範囲は生活する家族だけではない

従来は故人の遺族や友人以外にも、同級生や先生、取引先を含む会社関係者、近所の人など非常に広い範囲の関係者に参列してもらう葬儀「一般葬」が主流でした。

もちろん、現在でも一般葬が最もポピュラーですが、近年は「家族葬」や「一日葬」など規模を抑えた葬儀も増加しています。

特に東京などの都市部では、家族葬が5割以上も占めており、一般葬よりも主流になっているとも言われています。

家族葬と聞くと家族だけで行う葬儀のイメージを持たれやすいですが、参列者の範囲は家族だけではありません。

人によっては参列者の数が数十名を超えることもあります。

そもそも家族葬とはどのような方式の葬儀なのか、参列者の範囲や家族葬を行う方法・流れとともに解説します。

親しい関係者のみが集まる「家族葬」のやり方とは?

近年都市部を中心に増えている「家族葬」は参列者を限定した葬儀で、一般葬よりも小規模になる傾向があります。

そもそも家族葬とはどのような葬儀なのでしょうか?家族葬の形式について解説します。

家族葬とは親しい人だけが集まる葬儀

従来の「一般葬」と呼ばれる葬儀は、幅広い関係者を招く規模の大きな葬儀です。

一方「家族葬」は、家族や友人など、故人と特に親しい人たちだけが集まる葬儀で、一般葬よりも規模が小さくなる傾向があります。

ちなみに、家族葬と似た形式の葬儀である「密葬」は、葬儀自体は家族や親族のみで行い、後日改めて関係者を招いて「お別れ会」や「偲ぶ会」などの本葬を行う葬儀です。

参列者の数が非常に多くなる見込みのある著名人や、経営者などが亡くなった場合などに行われます。

参列者に家族以外を招待しても問題ない

家族葬は家族だけが参列するイメージを抱かれやすいですが、家族以外を招待しても問題ありません。

参列者の範囲は家族や親族(いとこや叔父叔母など)に加え、定期的に交流のある親しい人までを招くのが一般的です。

どの程度までの親しい人を招待するか明確な範囲が決まっているわけではないので、広い範囲で友人などを招待しても問題ありません。

家族葬の人数規模に決まりはない

家族葬は参列者を限定して行う葬儀ですが、家族葬の明確な定義はありません。

家族葬の人数規模にも決まりはありませんが、参列者を限定しているので、数名から10名程度で行われるケースが多いです。

多くても30名程度で、葬儀社が用意している家族葬のプランも最大30名までを目安にしているケースが目立ちます。

しかし明確な人数規模が決まっているわけではないので、故人の親族や親しい友人が多い場合、50名以上など一般葬と同じような規模で家族葬が執り行われることもあります。

家族葬は故人・家族の希望に合った葬儀が行いやすい

基本的に家族葬を行う場合は、従来の一般葬と同じ形式で二日間行われます。しかし、ごく親しい人たちのみで行うため、故人や家族の希望を反映しやすいです。

会場の祭壇や飾りについても自由度が高く、一般葬と比較すると厳粛すぎずアットホームで穏やかな葬儀になるケースもあります。

家族葬を行う方法と実際の流れを解説

家族葬を行う方法と実際の流れを解説

家族葬は参列者を限定して執り行う葬儀なので、家族葬に合った葬儀プランを選びます。

では、どうすれば家族葬ができるのか、家族葬を行う方法と実際の流れを解説します。

家族葬を行う場合は葬儀社に相談して参列者以外にも連絡をする

家族葬を行う方法は、単純に家族葬にしたいと葬儀社に相談してプランを選ぶだけです。

プランを選べば家族葬に合った内容で葬儀の準備を進めてもらえるので、「個性的な葬儀にしたい」「宗教儀式は行わなくていい」などのこだわりがないのであれば、各葬儀社が提供している家族葬プランを契約すれば問題ありません。

もし葬儀の内容をこだわりたいのであれば、家族葬にしたいと伝えたうえで葬儀の内容についても相談しましょう。

なお、家族葬を行う場合、参列者だけでなく招待する予定のない知人にも連絡を入れた方が良いです。

どの程度親しい人を招待するかの基準は人それぞれで曖昧なものであり、中には招待されなかったことを残念に思う人もいるでしょう。

また、一般葬と同じように人伝てに訃報を知って足を運んでくれる方もいるため、想定した以上に規模が大きくなってしまう可能性もあります。

招待する予定のない関係者に対しても「身内のみで葬儀を行う」と連絡をひと通り入れておきましょう。

事後報告よりもトラブルになりにくいので、家族葬を執り行うと決めたら必ず関係者各位にひと通りの連絡を入れた方が良いです。

葬儀の流れは一般葬とほとんど同じ

家族葬の葬儀の流れは、どのような葬儀を執り行うかによって異なります。

単純に参列者を限定するだけで、お通夜も葬儀・告別式も普通に行うのであれば、葬儀の流れは一般葬とほとんど同じです。

以下は一般葬と同じように葬儀を行う場合の一例です。

  1. 死亡診断を受けたら葬儀社に連絡を入れ、遺体を安置所に搬送する。
  2. 葬儀社と家族葬の内容の打ち合わせを行う。
  3. ご臨終された翌日以降に、湯灌、お通夜、通夜振る舞いを行う。
  4. お通夜の翌日に葬儀・告別式を行う。
  5. お別れの儀を行い、出棺後に霊柩車で火葬場へ遺体を搬送する。
  6. 火葬場で火葬と骨上げを行う。
  7. 繰り上げ法要を行う場合は、火葬後に初七日法要を行う。
  8. 繰り上げ法要後(火葬後)もしくは火葬中に精進落し(会食)を行う。

家族葬は家族と親しい人だけで執り行う比較的小規模な葬儀

家族葬には人数や参列者の範囲に明確な定義があるわけではありません。

ただし、一般的には家族とごく親しい人のみに参列者を限定した、比較的小規模な葬儀として認識されています。

家族葬であっても一般葬のように大規模になるケースもありますが、だいたい数名程度から執り行うことが多いので、遺族の負担が最小限に抑えられます。

身内だけでしっかり別れを惜しむ時間を確保したい場合や、生前に故人が小規模な葬儀を希望していた場合などに、家族葬という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

著者:葬儀のデスク編集部
葬儀のデスク編集部
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