もくじ
因果応報の使い方
昨今テレビのバラエティ番組などで人気の「スカッと系」は、因果応報を用いたお話仕立てとなっています。
因果応報を用いる事で、短くても起承転結のあるまとまった話が作りやすいです。「あの時あんな事をした」「だからこうなった」。例え話を用いて人を説得させたい時などにも最適です。
因果応報の良い意味での使い方
「あの洋食屋、このご時世でもテイクアウトのお客で忙しいらしいよ。因果応報、日頃の店主の人柄と対応がいいからね」
「昔から社内・社外分け隔てなく面倒見がいい人だったから、若くして管理職に抜擢されたのは当然の報い、因果応報だね」
「昔、苦しい時代を共に乗り越えてくれたからと、長年の大口取引先の企業が経営危機を救ってくれた。まさかの、嬉しい因果応報だ」
因果応報の悪い意味での使い方
「機嫌が悪いと”飛ばすぞ!”って脅してくるパワハラ課長、僻地に飛ばされるってさ。因果応報だね」
「因果応報、君が彼女に浮気されたのは、昔とは言え女の子たちを散々泣かせてきたからだよ」
「”クソじじい”、かつてそう父親をなじった自分が今、我が子に同じ事を言われている。因果応報か」
まとめ 因果応報とは良いことも悪いことも結果はすべて自分が作るという意味の言葉
因果応報の四文字には、過去・現在・未来の人生を良くも悪くもするのは自分自身の行い一つであるとの意味が込められてます。
それがわかれば、誰もがより善い人生を送る事ができると、お釈迦様は仏教を通して教えてくれているのです。
因果応報の意味とは
因果とは、「因=事の起こり・原因」「果=結果」から成る言葉です。その因果を受けての報いが読んで字の如く、応報。
因果応報の意味をわかりやすく言うと
物事には原因と結果が一対となっており、必ず報いを受ける事を示しています。良い人生であるならば、それは過去に良い事・努力した結果であり、悪い人生ならば過去に悪しき事・努力を怠った結果ということ
因果応報をさらに簡単に言うと
自分の行動は良くも悪くも自分に返ってくるということ
因果応報は本来良い意味であり、その場合の事例とは
例文)昔、苦しい時代を共に乗り越えてくれたからと、長年の大口取引先の企業が経営危機を救ってくれた。まさかの、嬉しい因果応報だ。